top of page

~基本情報~

●名称:沼田共働学舎

●設立:1987年(任意団体としての共働学舎は1974年、2006年のNPO法人化時に独立)

●住所:北海道雨竜郡沼田町北竜1076

●メンバー:5人

●事業:養鶏(鶏卵、鶏肉)

●特徴:共働学舎の農場として設立したが、共働学舎のNPO法人化の際に共働学舎を独立

●代表:大橋さん

●連絡先:Tell : Fax : 01643-5-1691

 

~概要~

 沼田共働学舎は寧楽・新得の共働学舎と同じ共働学舎の農場でしたが、NPO法人共働学舎に入っていません。

 共働学舎は1974年、長野県で宮崎眞一郎という人物が、心身に不自由を抱える人が「自労自活=自立した労働と生活」を送る為、数人の仲間と共に設立した、メンバーが共同で農業と生活を営む農業共同体です。

 共働学舎の特徴は、一般的な社会福祉法人の様に、メンバーが職員=健常者と利用者=障害者に分かれておらず、全員、対等なNPOのメンバーである事や、国や自治体から、福祉関連の補助金を受け取っていない事です。

 2016年現在、全国5か所の農場と1か所の事業所で、心身に不自由を抱える人も、そうでない人も合わせて150人近くが生活を送っています。寧楽農場は1987年、共働学舎の7番目の農拠点として設立されましたが、2006年に共働学舎がNPO法人になる際に、NPO法人の事務手続きの煩雑さなどを理由に、独立しました。

 

~場所~

 北海道札幌市から国道275号線を北東の方向にひたすら走り、雨竜郡沼田町で深川留萌自動車道を潜ったら、

次の信号の次の十字路で左折すれば、大きな牧場の手前に沼田共働学舎があります。凄く分かりやすい道順です。

 高速道路で行く場合、道央自動車道を旭川方面にひたすら走り、深川JCTで深川留萌自動車道に入り北上し、沼田ICで降りて左折し、次の信号の次の十字路で左折すれば、大きな牧場の手前に沼田共働学舎があります。

 一般道路で2時間半、高速道路なら1時間半で到着します。道中は空知平野の田園地帯が延々と広がります。

 

~施設~

 沼田共働学舎の農場は、石狩、空知平野北端の雨竜郡沼田町の南西、大きな牧場がある、丘陵に位置します。

 建物は、宿舎と鶏舎があります。宿舎は1992年に自分達で建築したもので、地上3階、地下1階建てです。家族4人とメンバー1人が住んでいます。鶏舎は1階建て、鶏卵用の鶏が約1300羽、平飼い飼育されています。

 

~経緯~

 沼田共働学舎の設立者で現代表の大橋さんは、共働学舎設立者、宮崎眞一郎さんの教え子で、信州共働学舎や

寧楽共働学舎の立ち上げに携わった、福澤さんという方の奥様の弟さんです。大橋さんは最初は寧楽共働学舎に

いましたが、養豚事業を拡大する為、沼田共働学舎を設立。ですが、養豚は上手くいかず、養鶏を始めました。 

2006年には共働学舎がNPO法人になりましたが、NPO法人になると事務手続きなどが煩雑になるので、

NPOに入らず、共働学舎ではあるが、NPO法人共働学舎には所属していない、という今の体制にしました。

 かつて沼田共働学舎には、大橋さん夫婦とお子さん4人に共働学舎のメンバーも含めて、10数人いた時期もありましたが、現在は、大橋さん夫婦とお子さん2人に、NPO共働学舎の男性1人の5人で生活しています。そして

鶏1300羽ほどを飼い、鶏卵を1日800個ほど取って、自然食品の販売会社へ卸したり、直売しています。

05:沼田共働学舎

bottom of page